家を建てる前に知っておきたいこと。後悔しないための注意点。

念願が叶って家を建てたのに、実際に住んでみたら「大丈夫だと思っていたけど、予想に反して失敗した」、「思っていたより使い勝手が悪くて不便だ」と感じることは意外に多いようです。実際に住んでみないと分からないこともあります。特に間取りについては、こだわって自分好みに設計してもらったのに・・・、というお話も耳にします。
そこで、間取りについて失敗しないための注意点をいくつかご紹介いたします。

家の中の音にも注意が必要です!

・天井の高い大空間に憧れて、吹き抜けのリビング・ダイニングにしたら、家中に家族の声が響くことに気づいた。来客時に、子ども達は自分の部屋にいても会話が聞こえるので集中できないようです。

・リビング・ダイニングの上に、子ども部屋を作ったら物を落とした音や騒ぐ音が伝わって、うるさく感じることがある。

・日当たりを考えて部屋を配置してもらったはいいが、道路に面しているので通行人の声やバイク、車の音が結構気になる。

 

こういったことが無いように、周辺環境に配慮した設計にすること、また1階と2階の間取図面を見比べて考えることをオススメします。

収納の大きさと家具の設置場所はよく考えましょう!

・クロゼットに家族の衣服が入りきらなかった。ハンガーが、かけられるバーをもっと多く設置してもらえば良かった。

・今まで使っていた洋服ダンスをウォークインクロゼット内に収める予定だったのに、横並びに配置したら数cm足らず、入らなかった。

・メーカーの店頭で確認して、このシステムキッチンなら今使っている食器を収納できると思って採用したのに、実際に入れてみたら収納しきれなかった。キッチンスペースが限られているので、ダイニングに食器棚を買い足した。

・奥行きのある収納にしてもらったら、奥の物が取り出しにくくなった。また、奥に何を入れたか忘れてしまうので、何を収納するかによって奥行きを決めれば良かったと思う。

 

こういったことが無いように、家族の衣服や食器など所有しているものが、どれだけの数があるのか、家具の寸法はどれくらいなのかなど事前に確認して、建築設計士に伝えておきましょう!!

入居してわかるコンセント、スイッチ位置の重要性!

・コンセントの位置のことをまったく考えてなくて、建築会社にお任せしていました。実際に住んでみると「ここにコンセントが欲しかった」、「家具を置いたらコンセントが隠れて使えない」ということがあって、使い勝手の悪さを感じた。

・コンセントの位置が遠くて、長いコードが必要に。部屋の隅に伸びるコードが目障りに感じる。

・コンセントの数が少ないので延長コードが必要になった。

・扉を開けたらスイッチが隠れてしまうため、夜は扉をしめて暗い中でスイッチを探すことに。

 

こういったことが無いように、家具の寸法を踏まえた家具配置を事前に考えておくこと、生活同線に配慮しながらスイッチの位置を決めていきましょう。

まとめ

後悔しないお家づくりのために、新しいお家に持っていく衣服・食器・家具などのサイズや量を把握し、間取図に反映する必要があります。また、お客様のご家族のライフスタイルは建築会社の方には分からないため、建築会社の設計士に任せっきりにせず、生活同線をイメージしながらしっかり伝えることが大切です。プロだからお任せで大丈夫、と思っていると後で失敗することになるかもしれないので注意しましょう。

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